・ジャクソン氏が呼吸停止状態でロサンゼルス市内の病院に搬送され、
救急蘇生の甲斐なく死亡したとのこと。享年50歳。
私が中学〜高校生の頃というのは、空前の洋楽ブームということもあ
って、今となってはとても”ミニ”とはいえないミニコンポやバカでかいウ
ォークマンで、流行りのアーティストの曲を聴いたり、ラジオで流れる最
新の洋楽をエア・チェック(死語ですが。)したりするのがちょっとカッコ
いい・・・そんな時代でした。
当時、ジャズだけでなく、音楽全般に興味が広がりつつあった私にと
って、マイケル・ジャクソンはお気に入りのアーティストのひとりで、そ
の個性的な歌はもとよりズバ抜けたダンスのセンスにも物凄い衝撃を
受けましたね。
最近ではそうでもありませんが、当時の洋楽といえばやはり白人が
主流で、マイケル・ジャクソンの登場、そして破格ともいえる成功は、
単に歌って踊れる黒人スーパー・スターの誕生というだけでなく、新し
い時代の到来をも感じさせてくれました。
特に『オフ・ザ・ウォール』、『スリラー』、そして『バッド』に至る3部作
(勝手にそう呼ばせてもらいますが。)は、私が大学を卒業してからも
度々聴いていて、特に『バッド』に関しては、個人的には最もバランス
が取れているような気がして好きなアルバムです。モータウン時代の
作品は、自分がベースを弾くようになってから時代を遡って聴くように
なりましたね。
晩年は良きにつけ悪きにつけスキャンダラスな話題の多かったマイ
ケルでしたが、やはりそういったことも皆含めてのスーパー・スター。
それ故、凡人にはとても想像もつかないような成功を手中に納めな
がら、その代償もやはり凡人には及びもつかない過酷なものだったこ
とでしょう。
近年、若き日のマイケルを知らない若者が、マイケルのことを過去
の栄光を食いつぶして生きる変人のような言い方をしているのを耳に
したのも一度や二度ではなく、それが世の常とは知りながらも内心は
とても残念に思っていました。(ちなみに私自身は彼の私生活上の問
題に関してはあまり関心がありません。)
こういう言い方は変かもしれませんが、スター多しといえども彼のよ
うな光を放つ星(スター)は、未だ現れてはいないのが現状ではない
かと思います。
日本には「人間50年〜」という有名な一節がありますが、彼にとっ
ての「50年」はいったいどのようなものだったんでしょうか?やはり
「夢幻の如く」・・・そんな感じだったのでしょうか?
ふとそんなことに思いを巡らしながら、この不世出の天才エンター
テイナーの冥福を心からお祈りしたいと思います。そして、これを機
に彼の全盛期を知らない方にも、ぜひ彼の音楽に耳を傾けて頂け
ればと思います。
タグ:マイケル・ジャクソン









マイケル・ジャクソンの訃報、本当に衝撃的でしたね。
ロンドンでのコンサートが予定されていたというだけに残念でなりません。
あの神懸りのようなパフォーマンスを、あの少年のような澄んだ歌声をせめてもう一度・・・と思っていたのですが・・・
スーパースターであるが故の苦悩から解放されて、安らかに旅立ったことを願うばかりです。
マイケル・ジャクソンの死は、あまりにも予想だにしなかった
ことなので、まだ現実感が伴っていません。
元々スーパースターで、雲の上のような人ですからなおさらですね。
いろいろな事情はあったにせよ、彼がまた音楽活動を
再開したことを私も喜ばしく思っていました。
それがたとえ昔とは変わってしまっていたとしてもね。
今は本当にご冥福をお祈りするばかりです。